法要・同窓会の案内状に【往復はがき】の書き方・送り方、返信のマナーを解説

往復はがきとは

往復はがきは、差出人が相手にメッセージを送るための「往信用はがき」と、受け取った人が返事を返すための「返信用はがき」を一続きにした郵便はがきです。

往信時は往信の宛名面が表に出るように二つに折って送り、返信時は半分に切って返信部分のみをおくります。

往復はがきのデザイン

日本郵便発行の往復はがきの場合、往信の宛名面には水色の切手が印刷され、返信の宛名面には緑色の切手が印刷されています。

往復はがきの書き方

  • 往信の宛名面

    送り先の宛名を書きます。
    [先方の手元に残ります]

  • 往信の文面

    あいさつ文とともに、先方にお知らせする内容を書きます。
    日時・会場・会費(必要であれば)・送り主(主催者、幹事など)の連絡先などを記載します。
    [先方の手元に残ります]

  • 返信の宛名面

    先方から送り返される宛名、送り主(主催者、幹事など)、もしくは返信して欲しい宛先を書きます。
    宛名の敬称は入れず、「宛」または「行」と添えておきます。封筒に同封する場合も同様にします。
    [送り主の手元に戻ってきます]

  • 返信の文面

    出欠確認や要望、メッセージなど、先方から返信していただく内容を記載しておきます。
    回答に手間がかからないよう、項目数やレイアウトはできるだけシンプルにしておくと良いでしょう。
    [送り主の手元に戻ってきます]

往復はがきの投函方法

はがきを投函する際は、①往信用の宛先と④返信用の文面が外側になっているように折ります。
折っていない場合は「往復はがき」とみなされませんので、注意しましょう。

返信はがきの書き方とマナー

返信する相手への敬称

返信用の宛名には、マナーとして敬称を遠慮し、名前に「行」や「宛」を付けている場合が多いです。
返信する際は「行」「宛」の字を2本の斜線で消し、その横に改めて敬称を書き加えます。個人宛の場合は「様」、会社や部署名の場合は「御中」とします。

自分への敬称

返信の文面欄には予め「御出席」「御欠席」と記載されているので、どちらかを選び〇で囲みます。
その際、「御」の文字を2本の斜線で消し、「出席」または「欠席」の文字のみ〇で囲むようにします。
また、〇で囲まなかった方は2本の縦線で消します。

同様に「ご住所」「御住所」「お名前」「御芳名」と記載されているところは、「ご」「御」「お」「御芳」の部分を2本線で消します。
ただし、2文字以上の場合は斜線ではなく、縦線となります。

また結婚式など、お祝い事に関する招待状の場合は、斜線の代わりに「寿」の文字を用いることもあります。

出欠の回答

●出席の場合:
出席を〇で囲み、下に「いたします」「させていただきます」など書き加えます。

●欠席の場合:
欠席を〇で囲み、下に「いたします」「させていただきます」など書き添えるだけでなく、「所要のため大変残念ですが【欠席】させていただきます」など簡単に欠席理由を書いておくと、より丁寧な返信となります。

ご注文

往復はがきの印刷のご注文は、店舗でのみ承ります。インターネットでは注文できません。

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